キャロットステークス パ・ド・ドゥ初実施レポート

  第36回キャロットステークスに新競技として加わったパ・ド・ドゥを、特別にレポートします!皆さんはパ・ド・ドゥをご存知ですか?バレエに詳しい方は想像がつかれると思いますが、2頭の馬による演技です。3頭になればパ・ド・トロワ。グランプリ馬が2頭あるいは3頭で、ピッタリと並んでハーフパスや伸長速歩をする最高レベルの演技は、本当に見事なものです。

 今回の競技には、全国乗馬倶楽部振興協会制定のパ・ド・ドゥ レベルⅠを使用しました。経路の内容は、概ね日本馬術連盟制定のA2課目程度でしょうか。A2課目程度といっても、お互いの位置やペースをきちんと揃えながら2頭がきちんと経路を踏むのは、それほど簡単なことではありません。互いに対角線上を維持しながら輪乗りを続けるとか、斜めに手前を換える時にクロスするタイミングを合わせるとか、そもそも並んで直進するだけでも馴れていなければ難しいことです。また2頭の距離が近づくほど美しい経路の一体感は生まれますが、難易度は上がります。

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 今回参加の4組は、それぞれ見事な演技を見せてくれました。それもそのはず3組は、警視庁乗馬同好会からの出場です。馬事公苑のイベントでもお馴染みの8頭によるレプリーズ、そこで活躍する人馬には、2頭でのパ・ド・ドゥは基礎編だったかもしれません。今回は初回にふさわしい、模範演技となる?素晴らしい内容でした。

 また、皆さんに楽しんで参加していただきたいとの期待から、演技の採点による順位以外に、ベストドレッサー賞の表彰も用意しました。主催者側としては、仮装による参加を想定していたのですが・・・写真のとおり、参加人馬は仮装ではなくビシッと完璧!な正装。それはそれで格好良い今年のベストドレッサー賞は、鹿毛の馬に赤で馬装も人装も揃えた、警視庁乗馬同好会の田中&松本ペアに贈られました。(よく見ると赤のイヤーネットには、警視庁のシンボルマスコット、ピーポーくんがついていました。)

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 来年は、この警視庁乗馬同好会を超える演技を目指して、たくさんのペアの参加をお待ちしています!演技外のベストドレッサー賞狙いも大歓迎です。選手も、ギャラリーも、皆でパ・ド・ドゥを楽しみましょう!

 (キャロットステークス実行委員会)

 撮影:ユナイテッドフォトプレス  ※写真の無断転用はお断りいたします