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馬術技能資格 グレード審査会 開催レポート・結果報告 (2017年 東京1)

 

2017年5月7日(日)に、日本社会人団体馬術連盟馬術技能資格A・B・Cグレード審査会を開催しました。審査会では早稲田大学馬術部 [1]の馬場と馬匹をお借りしました。

 

―当日の様子―

今回の審査会受験者は総勢17名(希望グレード:A4名、B8名、B'3名、C2名)でした。

まずは筆記試験が実施されました。各グレードに合わせた問題を約30分で解いていきます。筆記試験では馬術の基礎知識に関して「日本馬術連盟騎乗者資格B級」程度の問題が出題されます。事前勉強を頑張ってこの日に臨んだ皆さん、見事、全受講者が合格しました。受験者の皆様が更に幅広い知識を持てるよう、出題に関しては適宜見直しの機会を設けていきます。

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続いて部班審査(Bグレード以下)及び馬場審査(Aグレード)です。今回部班は、4班に分かれての審査となりました。キチンと座れて、馬を正しくコントロールできているか、障害に進んでも安全面に問題無いか、等の観点から審査が行われます。また、馬場審査は、JEF馬場馬術競技A2課目を踏みます。A、Bグレード受験者については、この部班審査/馬場審査の結果に応じて、障害審査に進めるかが決まります。今回はBグレード受験者のうち5名が、Aグレード受験者は4名全員が障害審査に進みました。

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Bグレード以上を取得すると多くの大会で障害馬術競技に出場できるようになることから、障害審査では安全に騎乗できるかを厳しく審査しており、一度で合格とならないこともあります。一方、今回はA、Bグレード共に、全員が希望グレードの取得となりました。Aグレードを取得した4名には、今後は日韓社会人親善馬術大会等の国際大会での活躍が期待されます。

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今回は近年で最多の受験者数となりましたが、全員大きな怪我等なく、無事審査会を終えることができました。ご協力ありがとうございました。また、早稲田大学馬術部の皆様には、今回もコース作成、下乗り等のご準備・ご協力をいただき、誠にありがとうございました。

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―結果―

全体結果は以下の通りです。

  氏   名 所    属 保有グレード 取得グレード
1 高橋 康範 皇宮警察本部 B
2 福田 治郎 皇宮警察本部 B'
3 林 雄一郎 皇宮警察本部 B
4 坂本 亮太 皇宮警察本部 C B
5 菊池 慎二 皇宮警察本部 C
6 勝又 泰士 警視庁乗馬同好会 B A
7 田中 希 警視庁乗馬同好会 B A
8 牧嶋 和也 警視庁乗馬同好会 B' B
9 室町 健介 警視庁乗馬同好会 B A
10 山本 明美 警視庁乗馬同好会 C
11 弓削 圭佑 警視庁乗馬同好会 B A
12 川﨑 僚一 伊藤忠商事相互会乗馬部 C
13 相良 一郎 東京都庁体育会乗馬部 C C
14 及川 真紀子 ソニー馬術部 C
15 服部  早苗 富士通馬術部 C C
16 谷津 芳樹 日本アイ・ビー・エム㈱馬術部 C
17 栗原 理 日本アイ・ビー・エム㈱馬術部 B' B

 

―(参考)グレードについて―

グレード 出場できる主な大会
C ホースフェスティバル、JBGチャレンジカップ等
B' 全日本社会人馬術選手権大会ドレッサージュ等
B 全日本社会人馬術選手権大会ジャンピング、全日本実業団障害馬術大会等
A 日韓社会人親善馬術大会等の国際馬術大会に日本代表選手として出場できる