第77回多摩川乗馬会ボランティア 参加レポート

 日本社会人団体馬術連盟初めての企画となる社会貢献活動への取組みとして、10月1日に開催された、福祉ネット「ナナの家」主催の第77回多摩川乗馬会に、ボランティアとして5団体から8名のメンバーが、参加しました。その名のとおり多摩川の河川敷で行われる多摩川乗馬会は、「障がい者と一緒に乗馬!」が合言葉の、ナナの家の交流事業の1つです。年に4回開催されており、初めての社馬連ボランティアよりも訪れるお客様の方がベテランという、すっかり地域に根付いたイベントへの参加となりました。

 当日、設営からの参加者は朝7時15分集合!社馬連からは会場に住まいが近いメンバーが設営から参加しましたが、普段の試合を思えばあまり苦にはなりません。馬場の内側では障害者乗馬、その外側では一般の方のひき馬を行えるようロープ柵を設営していきます。乗馬イベントのほか、ふれあい動物園やKIDSコーナー等のためのテントや屋台、のぼり旗の準備もあります。

 <のぼり旗が晴天の土手にはためいて、お客さんが足を止めます>

 設営完了後、ミーティングでスタッフさんから注意事項をお聞きしたりするうちに、主役の馬たちが到着しました。紅陽台木曽馬牧場からお借りしている、ベテランの木曽馬4頭です。いつもは3頭のところを、“今回は社馬連から馬を扱えるボランティアが多く来て頂けるとのことで、1頭多くしました”とのこと。これは頑張らなければなりません。

 いよいよ10時から、昼休みをはさんで午前と午後2時間ずつのひき馬が始まりました。黄色いバンダナをしているのがボランティアの目印です。乗馬イベントのボランティアは、メインとなる馬をひくリーダーとその馬の両脇につくサイドウォーカーだけではなく、ボロ取り、馬への給水、受付、ヘルメット貸出し、乗り場への誘導、終了後のアンケート実施と盛り沢山で、交代しながらの作業となりました(今回の社馬連ボランティアは、下線を担当しました)。

<乗り降りし易いように、色々工夫されていました>

<どのサイズがピッタリかな?>

 ひき馬を1周する間に子どもたちと会話すると、リピーター率がとても高い事に驚きます。2時間、子どもたちの笑顔を満喫しながらも少し疲れてきた頃に昼休みがきました。ボランティアに提供されるお昼ごはん、カレーライスかハヤシライスか悩みます。この日は年に4回の内、10月の回恒例の特別企画として、休み時間を利用して甲州和式馬術探究会の皆さんによる流鏑馬の演武が披露されました。

 お昼にエネルギーをチャージして午後の部です。このイベントが楽しみで楽しみで何度も乗りにくる子、怖くて乗りたくないのに連れてきた大人が乗せたくて大泣きして嫌がる子、子どものついでに自分も乗りたくなった大人、乗り手は様々な上、乗っている友達に手を振ったり叫んだり走ったりと周囲も賑やかですが、ベテランの木曽馬たちは、大人しく黙々と歩いてくれていました。

<1頭にリーダーとサイドウォーカーが2名でひき馬>

 馬場の内側では、希望者が来場すると、障がい者向けの乗馬教室となります。こちらもリピーターが多く、馴れている子は速歩も大丈夫なほどでした。

<インストラクターからの指示通り、ボールを投げて上手く入るかな?>

 お天気に恵まれた中、初めて参加した乗馬会は無事終了しました。社馬連ボランティアの参加による初の4頭によるひき馬実施により、騎乗者数は過去最高の人数となったとのことです。ボランティア参加人数も一番だったとか。1日を通して、たくさんの子ども達の笑顔を見ることが出来ました。競技会や講習会とはまた違った楽しさと充実感の1日に、次回もまた!とリピーターになることを参加者一同心に誓いながら、家路に着きました。「ナナの家」の皆様、ありがとうございました。次回はもっと多くの皆さんの参加をお待ちしています!

<スタッフの皆さんと最後に。また行きます!>

参考:福祉ネット「ナナの家」ホームページ http://www006.upp.so-net.ne.jp/net7/

(普及委員会担当)