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騎乗者資格制度

 日本社会人団体馬術連盟では主催大会の多くが貸与馬による競技会のため、貸与馬を前提とした独自の騎乗者資格制度を定めています。

グレードについて

 日本社会人団体馬術連盟 騎乗者資格には、A~Dグレードまであります。グレードの取得には資格審査会 [1]を受検して合格する方法と、他の団体の資格から移行する方法があります。

 審査会の受検、資格の取得には当年度に日本社会人団体馬術連盟会員団体に所属していることが必要となります。

 資格審査会の筆記試験では、馬のウェルフェアのためのFEI馬スポーツ憲章 [2]社会人 貸与馬戦の心得 [3]についても出題されます。また、資格の移行においてもこれらへの理解が求められます。

Aグレード (A級)

日本社会人団体馬術連盟 主催または選手団を派遣する国際競技会へ出場するため必要な資格です。試験科目は筆記と実技(馬場・障害)です。受験には、当年度にB級の資格を取得または保持していることが必要です。日本馬術連盟のB級へ移行が可能です。

Bグレード (B級)

日本社会人団体馬術連盟の主催競技会(全日本実業団障害馬術大会、全日本社会人馬術選手権大会 シリーズなど)に出場するために必要な資格です。日本社会人団体馬術連盟の開催する審査会で合格すると取得できます。試験科目は、筆記と実技(馬場・障害)です。

日本馬術連盟のB級、全日本学生馬術連盟 SA級、全国乗馬倶楽部振興協会 障害1級・2級などからの移行が可能です。

B'グレード (B'級)

日本社会人団体馬術連盟の主催競技会(全日本社会人馬術選手権大会 シリーズ(馬場馬術競技)など)に出場するために必要な資格です。日本社会人団体馬術連盟の開催する審査会で合格すると取得できます。試験科目は、筆記と実技(馬場)です。

日本馬術連盟のB級 馬場限定、全日本学生馬術連盟 SA級 馬場限定、全国乗馬倶楽部振興協会 馬場1級・2級などからの移行が可能です。

Cグレード (C級)

日本社会人団体馬術連盟の主催競技会(ホースフェスティバル等)に出場するために必要な資格です。日本社会人団体馬術連盟の開催する審査会で合格すると取得できます。試験科目は、筆記と実技(馬場)です。

日本馬術連盟のC級 馬場限定、全国乗馬倶楽部振興協会 障害3級・馬場3級・エンデュランス1~3級などからの移行が可能です。

Dグレード (D級)

日本社会人団体馬術連盟に申請することで取得できます。

グレードの登録・維持

 日本社会人団体馬術連盟 騎乗者資格には年間1名につき3,000円の登録費がかかります (2020年度時点)。毎年度末に各団体宛に騎乗者資格の継続の手続きをご案内しますので、資格を継続される方の登録をお願いします。なお、Dグレードの登録、他の馬術連盟・乗馬団体からのグレードの移行は随時、行っておりますので、連盟事務局までお問い合わせください。

馬術資格登録カード

 日本社会人団体馬術連盟 騎乗者資格保持者(該当年度に登録・継続した方)には、馬術資格登録カードを発行しております。この馬術資格登録カードを持っていると日本社会人団体馬術連盟が提携する馬具屋さんや乗馬クラブで割引が適用されます。詳しくは加盟特典のページ [4]をご覧ください。

グレードの移行

 他の馬術連盟・乗馬団体のグレードから社馬連グレードへの移行、社馬連グレードから他団体グレードへの移行につきましては、手続きページのグレード関連の項目 [5]をご覧ください。