馬術技能資格 グレード審査会 開催レポート・結果報告 (2017年 東京2)

2017年9月24日に早稲田大学馬術部にて、日本社会人団体馬術連盟馬術技能資格 A・B・Cグレード審査会を実施しました。

 

―当日の様子―

審査会では早稲田大学馬術部の馬場と馬匹をお借りしました。今回の審査会は、Aグレード4名、Bグレード4名、B'グレード2名、Cグレード1名の総勢11名の希望者が受験されました。

まずは、筆記試験から実施されました。各グレードに合わせた問題を約30分で解いていきます。各グレードに合わせた問題を約30分で解いていきます。数名ギリギリの成績の方も見受けられましたが、全受講者が合格しました。筆記試験で不合格にならないように『全員が満点』を目指して準備をお願いしたいところです。運営側としては、更に幅広い知識を持っていただけるように問題も適宜見直していきたいと思います。

続いて、部班審査(Bグレード以下)及び、馬場審査(Aグレード)です。今回は、3班に別れての審査となりました。キチンと座れて、馬を正しくコントロールできていること、障害に進んでも安全面に問題無いこと等、審査します。馬場審査では、JEF馬場馬術競技A2課目を踏みます。結果、8名の方が障害審査に進みました。

 

Bグレードを取得することで多くの馬術大会で障害競技に参加できることから、安全騎乗できるかを厳しく審査しており、例年合格者が少なめとなっています。今回は、2名の方がBグレードを取得されました。ベテランライダーが参加されるAグレードについては、4名の受験者のうち、3名の方がAグレードを取得しました。日韓社会人親善馬術大会等の国際大会でのご活躍を期待しています。

 

晴天の中、落馬等もなく無事スムーズな開催ができました。ご協力ありがとうございました。早稲田大学馬術部の皆様にも、コース作成、下乗り等の準備をいただき、ありがとうございました。

 

―結果―

全体結果は以下の通りです。

  氏   名 所    属 保有グレード 取得グレード
1 牧嶋 和也 警視庁乗馬同好会 B A
2 長田 翔平 警視庁乗馬同好会 B B
3 山本 明美 警視庁乗馬同好会 C B'
4 姜 志妍 伊藤忠商事相互会乗馬部 B
5 城戸 正志 防衛省 B' B
6 市川 早智子 パナソニック馬術部 C
7 佐藤 あかね パナソニック馬術部 C
8 服部 早苗 富士通馬術部 C B'
9 西村 仁 日本農産乗馬部 B A
10 アーノ有里紗 日本アイ・ビー・エム㈱馬術部 B'
11 岩井田 徳雄 皇宮警察本部 B A

 

―(参考)グレードについて―

グレード 出場できる主な大会
C ホースフェスティバル、JBGチャレンジカップ等
B' 全日本社会人馬術選手権大会ドレッサージュ等
B 全日本社会人馬術選手権大会ジャンピング、全日本実業団障害馬術大会等
A 日韓社会人親善馬術大会等の国際馬術大会に日本代表選手として出場できる

 

 

 

 

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