8月9日(土)~10日(日)の2日間、毎夏大好評の企画であるESJ飯田本校での講習会の第3回目が開催されました。
ESJ校長 永見一平氏 講師のもと、「軽い効果的な扶助」をテーマに、初参加の方~毎回参加されている方含め、総勢13名(6団体)の方々に参加いただきました。
ESJは、バランスインムーブメント(BIM)の乗馬理論を、座学と実技でわかりやすく教えていただける上に、この講座では永見校長からの指導を受けられるということで、参加者みなさん大変集中して取り組んでいただいた2日間となりました
雨が心配な天候ではありましたが、インドアでレッスンであることもあり、
騎乗はもちろん他の方のレッスンの見学も、学びの多い充実した2日間となりました。
初めの永見校長のデモンストレーションでは、 馬たちに対して自分の意思を伝え、おの答え方が馬たちがリラックスして納得して答えることが大切で、その延長に軽い扶助があり、そのためのライダーのシートとバランスの重要性を、デモストレーションでいただきながら解説いただきました。
身体の各部それぞれの役割、馬の動きにフォローすることの大切さと
それにより軽い扶助の第一歩が可能となることを教えていただきデモンストレーションは終了。グループに分かれてレッスンがスタートしました。
1鞍目は、3チームにわかれ、
それぞれ2ポイントで脚を安定させ、その後股関節を安定させるためのトレーニング等を行いながら、鐙にしっかり体重をのせながら上体を安定させて馬の動きにフォローする練習などをおこないました。
初めて騎乗する馬たちとのやり取りをしながらさまざまなシートのアプローチをする中で
馬たちへの伝わり方を感じることができたレッスンでした
夜は、永見校長を囲み受講生全員参加でレストランでの懇親会をおこないました。
飯田の夜景が美しい見晴らしのよいレストランで、
ウエルカムドリンクのスパークリングから始まり、とてもおいしいイタリアンを堪能。
美味しいお酒と食事、馬術の話で交流を深め、楽しい時間を過ごすことができました。
2日目。
朝8時に集合し、ジャイロキネシスからスタート。
ピラティスが比較的体幹を意識した直線的な動きであるとすると、
ジャイロキネシスはより曲線的な動きであり、
馬の動きに合わせた運動をするためにためになるトレーニングになります。
足の裏をほぐし、足の裏が地面を踏みしめていることを感じながら、
呼吸に合わせて身体を動かしながら、
実際に鐙を踏んでいるイメージでの動きや、身体の使い方でこぶしに影響する感覚を感じるなどの感覚を得て、2回目のグループレッスンを開始しました。
2鞍目は、2~4名の4班に分かれて、より細かく指導いただいてのグループレッスンでした。
円形に並べたコーンを使っての多彩なトレーニング方法を体験したり、手を放して上体のバランスづくりに取り組んだグループもありました。
本当にバラエティ豊かでわかりやすいご指導で、
自分でシートを改善することは、馬のためのシートにもなり、
的確な扶助につながることを学ぶことができた講習会となりました
改めまして永見校長の熱心で上質なご指導と
スタッフの皆さまのホスピタリティに感謝したいと思います。
また来年の開催時には皆様の参加をお待ちしております。
普及委員会